GREEN SALANA vol.8
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山梨から世界へ。一つ一つ思いを込めた風呂敷包みの個包装TsukaharaHiroak株式会社桔□屋製造部次長塚原弘明さんプラスチック削減で地球に優しく地域と共に歩む、山梨工場の挑戦山梨銘菓「桔□信玄□」工場見学レポート山梨には、古来よりお盆の時期に□にきな粉と黒蜜をかけた「安倍川もち」を供えて食べる習慣があるそうです。それをヒントに、お盆だけではなく、一年中食べられるものにと開発されたのが「桔梗信玄□」。1968(昭和以上親しまれる、山梨県を代表するお土産となっています。今回訪れた桔梗信玄□工場テーマパークでは、工場見学できるルートも準備されていますが、特別に工場内に入らせていただきました。□粉、砂糖、水飴だけを使用してお□をつくる□煉り、機械で小さなボトルに注入される黒蜜、そして最終工程となる梱包まで、安全・安心な製品づくりを実践されていました。桔梗信玄□といえば、風呂敷のような包装も特徴。実は、多くの従業員の手によって、一つ一つ包装されています。ふわっとした手づくりの温かさが生まれるのはもちろん、異物が混入していないかのチェックも兼ねているそうです。「2度結びにかかる時間は6秒ほど。手作業で包まl②i                  PantReportの一つとなっているそうです。桔梗信玄□工場テーマパークへは、石和温泉駅から車で20分ほど。桔梗信玄□とその仲間たちが待つ場所へ、ぜひ訪れてみてください。桔□信玄□れていることを見て驚かれる方も多いです」と塚原さん。製造の様子を見てもらうことで、お客様に安心して桔梗信玄□を食べていただくためにスタートした工場見学。今では多くの人が訪れる、山梨の観光スポットしているのは、ロボットと自動システム。生産ラインのさまざまな箇所に導入され、効率的かつ安全なものづくりを実現しています。一方で竹口工場長は、人間の力も欠かせないと考えています。例えば「室温の上昇」や「普段と違う音」など、微細な変化を捉えるのは人間ならではの強みです。ロボットと人間が互いの強みを補完し合うものづくり。それがサンスター山梨工場の目指す姿です。環境に配慮し、電気・水・ガスを削減山梨工場ではロボットや自動システムの導入以外にも、さまざまな取り組みを行っています。その1つが環境への配慮。電気・水・ガスの使用量を削減しています。地球温暖化の進行抑止、エネルギー資源や水資源の枯渇防止を目的に、これらの削減に取り組むことは重要な課題です。工場では屋根に畳1畳分ほどの大きさの太陽光パネルを約860枚設置し、工場全体で使用する電力の9%をまかなっています。9%というと少なく感じるかもしれませんが、工場機械の消費電力を考えると、大きな節約効果があります。また、水とガスの使用量削減も大きな課題です。洗口液・液体ハミガキは、原料をタンクの中で混ぜてつくりますが、製品ごとに原料の配合が異なるため、1つの製品をつくり終えるたびにタンクを洗浄しなければなりません。この洗浄工程では熱水を使うことから、大量の水と、熱水を生成するためのガスが必要です。現在、山梨工場では、熱水をより効率的に使用するタンク洗浄方法を検討し続けており、実際に効果が表れ始めているとのこと。「さらに水やガスの使用量を削減できないか、現在も分析を進めています」と竹口工場長。今後は、より少ない水とガスで効率的なものづくりを実現していく計画です。プラスチックの削減も、山梨工場が取り組む大きな課題の1つです。具体的には、容器の軽量化とバイオマスPETへの切り替えを行っています。容器の軽量化については、山梨工場の稼働前から計画し、より薄い容器を成形できる金型を準備しました。工場稼働と同時に新容器の生産を開始し、年間約30トンのプラスチック削減に成功しました。現在は、さらなる軽量化を目指して新たな金型の導入を検討しています。また、2023年7月下旬からは、13製品でバイオマスPETを30%使用した容器への切り替えを行っています。バイオマスPETは、サトウキビなど植物由来の原料でつくられたプラスチック素材で、環境に優しい点が特徴です。さらに、石油由来のプラスチックと比較すると、CO2排出量を28%削減できることから、1年間で270トンCO2排出削減が見込まれています。2023年2月、歯科口腔保健を通じた山梨県民の健康づくりを推進するため、サンスターは山梨県、山梨県歯科医師会と3者連携協定を締結しました。その一環として、山梨工場では地元の小学校や歯科衛生士専門学校の生徒を対象に工場見学を行っています。見学では、ものづくりの現場を知ってもらうだけでなく、口腔衛生についても楽しみながら学べる工夫をしています。 工場の壁にはクイズを掲示し、ブラッシング指導も実施しています。「山梨は素晴らしい場所です。自然が豊かで空気も綺麗、水や食べ物も美味しい。これからも私たちはこの山梨で、環境に配慮しながらオーラルケア商品をつくり、日本中、世界中の皆さまに、お口の健康をお届けしていきます」と竹口工場長は力強く語ります。稼働開始から約3年。お口の健康を守るだけでなく、効率的かつ安全な生産や環境への配慮にも力を注いできた山梨工場。その挑戦はこれからも続きます。サンスター山梨工場の今後に、ぜひご期待ください!05 「食事」「身体」「心」のバランスサポートマガジン桔□信玄□工場テーマパーク山梨県笛吹市一宮町坪井 1928※商品画像は2024年11月時点のものです。山梨を代表する銘菓「桔□信玄□」の魅力を楽しめる桔□信玄□工場テーマパーク。工場見学では、桔□信玄□が作られる工程を間近で見学でき、人気の詰め放題体験も楽しめる。直営ショップでは、桔□信玄□や限定スイーツをはじめ、桔□屋オリジナルのお菓子や地元の特産品を取り□える。桔□信玄□の世界を堪能できるテーマパーク。床に表示されている「3,000」は、原料が入っているタンクの直径サイズ。見学ゾーンには、工場に訪れた人が楽しめる工夫をしています。笛吹市スティックタイプのドーナツ。香ばしく揚げた生地に、桔□信玄□でお馴染みのきなこと黒蜜の風味を加え、サクッ、ホロッとした食感が特徴。「緑でサラナ」の容器には、スチール缶を使用しています。スチール缶の原料である「鉄」はリサイクル性が非常に高く、「何度でも、何にでも」生まれ変わることができる地球環境に優しい素材です。スチール缶をリサイクルすることは、紙などに比べると少し手間がかかる場合もありますが、「緑でサラナ」を飲み終えた後は、ぜひスチール缶をリサイクルに出してください。それにより、貴重な資源の循環に貢献できます。これからも「緑でサラナ」とともに、持続可能な未来づくりにご協力をお願いいたします。スチール缶で資源を守る、環境に優しい選択サンスター株式会社の国内工場高槻工場徳島工場桔□信玄棒43)年発売以降、50年

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