GREEN SALANA vol.6
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もつながります。「フリーアドレス制の導入により、社員間のコミュニケーションが活発になり、新しい発想を生み出すきっかけにもなっています」と田神さんは説明します。社員一人一人が力を発揮しやすい環境を整え、生産性を向上させることも、パークが掲げる重要なコンセプトの一つです。さらにパークでは、社員の健康維持・向上も目指しています。体幹を鍛えられる椅子の導入や、活動量に応じて選べるランチメニューの提供など、さまざまな取り組みを実施。また、2階のカフェコーナーでは健康道場の飲料を販売。野菜不足を感じる社員に人気です。そしてユニークなのが下半身強化に特化した「サンスター体操」です。サンスターには50代、60代の社員も多く、つまずきによる転倒事故が増えていたため、その防止策として考案されました。毎日、朝と昼の2回、吹き抜けの大型モニターに流れるお手本動画に合わせて体操を行っています。また、健康診断が充実しているのも大きな特徴です。パークを含むサンスターの全拠点に検診カーや歯科衛生士が訪問。健康診断の結果が思わしくなかった場合は、勤務の一環として心身健康道場に行き、ヘルシーな玄米菜食や整体運動、温冷交換浴などを実践します。歯科検診については、その後の経過などを把握し、改善を促すためのフォローアップ検診も実施されています。さまざまな取り組みにより、「社員の健康意識は確実に高まっています」と田神さん。特にオーラルケア意識は高く、食後に歯みがきをする社員が多いことから、パークには「ガム・デンタルリンス」を常備した歯みがき専用の洗面台が設置されています。こうした健康意識の向上は、より良い健康食品やオーラルケア商品を開発し、お客様の健康に役立つ情報をお届けすることにもつながるはずです。これからも「環境に優しく、社員を健康に」、そして「お客様をもっと健康に」をコンセプトに、サンスターコミュニケーションパークで新たな価値の創造を目指していきます。自然と姿勢が良くなり、体幹が鍛えられます。(宮地)仕事前に体を動かすと、気分がすっきりし、仕事の効率が上がる気がします。(大澤)同僚と毎日、食後に並んで歯をみがくのが日常です。(大澤)健康意識を高めより良い商品を届ける『緑でサラナ』の原点サンスター心身健康道場     05「食事」「身体」「心」のバランスサポートマガジンColumn「キーマカレーセット」取材当日のCランチサンスター心身健康道場が推奨する食事は、植物性食材のみ使用し、玄米を主食としたバランスの取れたメニュー。Cランチではエネルギー650kcal未満、野菜量140g以上、食塩相当量2.5g未満と健康に配慮し、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物の比率)も考慮されている。自然の恵みを生かした、身体に優しい食事。社員の健康維持を目的としたサンスター体操が映し出される大型モニタートイレごとに設置された歯みがき専用の洗面台 オフィス内には、数えきれないほど多様な椅子が並ぶ( 温野菜のサラダ、 さっぱり和え、 大豆ナゲット 付き )◎エネルギー562kcal◎たんぱく質20.5g◎野菜量209g◎食塩相当量2.3g1985年、「健康を提供する社員がまず健康でなくてはならない」という考えのもと、社員のための福利厚生施設として、大阪府高槻市に「サンスター心身健康道場」が誕生。道場の朝にミキサーで手作りしていた青汁が、「緑でサラナ」の原点となっている。

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