パークの入り口からアプローチを進むと、オフィスビルのファサード(正面入口)に到着します。このファサード、実は表裏が色分けされた縦板でできていて、西側からは白色、東側からはアースカラーに見えます。「白はサンスターの清潔感ある企業イメージを、アースカラーは周辺地域と調和し、共創を目指すことを意味しています」と田神さん。地域との交流を通じた共創は、パークが掲げるコンセプトの一つです。その実現に向け、芝生広場とオフィスビル1階は一般開放を視野に入れて設計されています。芝生広場には誰もが自由に散策し、憩いの場として利用できるよう、ウォーキングコースとベンチを設置。オフィスビル1階には社員との交流を促し、サンスターの取り組みをより深く知っていただけるよう、体験や知識習得のできるショールームや、健康道場監修のカフェ・レストランなどを設けています(現在、防犯上の観点などから一般開放は見合わせています)。オフィスビルの1階から吹き抜けを回るように上がると、2・3階には社員のワークプレイスが広がっています。このワークプレイスにも、パークのコンセプトを体現するさまざまな工夫が施されています。特に目を引くのは、壁と天井の大部分を占める大きな窓。自然の光と風を取り入れることで消費電力を抑え、環境負荷の低減に役立っています。また、ワークプレイスではフリーアドレス制を導入。一人で集中できるブースや、数人で話し合えるスペースなど、多様なスタイルの環境を整え、社員がその時々の業務に最適な場所を選べるようにしています。社員自身が働く環境を主体的に選択できることで、業務効率の向上だけでなく、自律的に働く意欲が生まれ、成長に地域と交流し新たな価値を創造する地球に優しく効率的・創造的に働くSUNSTARPARKCOMMUNICATIONサンスターコミュニケーションパークで目指す未来。 04西側は白色、東側はアースカラーに見える建物の縦板数多くの賞を受賞しているサンスターコミュニケーションパーク2021年3月、大阪府高槻市に開設したサンスターコミュニケーションパーク。社員の働き方改革などを目指して設計された、オフィスビルと芝生広場があります。約18,000平米の敷地内には地域との交流を通じた共創や、パークのコンセプトや社員の健康を意識した取り組みについて、総務部の田神 真由美さんのお話を交えながらご紹介します。駐車場や芝生広場にある、歯やハブラシのモチーフEnvironment.Nurture.Deliver.お客様へ届ける。働く環境から健康を育み、
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