Recipe炭焼きも考えたいところです。糖質・脂質源(パン・米など)、たんぱく質源(肉・魚・豆腐など)、ビタミン・ミネラル・食物繊維源(野菜・果物・海藻など)から満遍なく備えておくべきですが、特に意識したいのは野菜。野菜は衛生的観点から救援物資として届きにくいため、自分で備えておかなければ不足してしまう可能性が高くなります。「野菜ジュース、乾燥野菜、大豆のドライパックなど、実は備蓄できる野菜はいろいろあるんですよ」と今泉さんが教えてくださいました。特に野菜ジュースは封を開けるだけで簡単、衛生的に口にできるためおすすめだそう。料理の味付けにも使えるといいます。普段から好みの野菜ジュースを食生活に取り入れてローリングストックしておけば、災害時の強い味方になってくれるはずです。米水Ⓐ卵①② またご高齢の方は、筋力の低下などを防ぐためにたんぱく質も重要だそう。ツナ缶・コンビーフ・牛丼の具など、たんぱく質源になる缶詰やレトルト食品はたくさんあります。缶詰やレトルト食品に抵抗がある場合は、常温保存の豆腐、さきいか、サラミなどでも大丈夫。災害時に困らないよう普段から少しずつ試してみて、食べられる物を見つけておくことが大事です。食べてみると案外美味しいと感じるかもしれませんし、苦手な場合も新たな食べ物と出会うチャンスができます。それは災害時の自分を守ることだけでなく、今を豊かにすることにもつながるはずです。「いつも」の先に「もしも」を見据えて、防災食を見直しませんか?オムライスお湯ポチャレシピ®で①部屋の隅に配置された棚にも食品②賞味期限ごとに整理されている床下収納野菜ジュースサラミ乾燥野菜※「日本災害食」とは、災害食の内、災害時に役立つこと、および日常でも積極的に利用可能な加工食品について、一般社団法人日本災害食学会が示す日本災害食基準を満たしていることを日本災害食学会が認めた食品のことです。「健康道場」等6商品が2023年5月18日、一般社団法人日本災害食学会による日本災害食※として認証を取得しました。災害発生時等の非常時の野菜補給として、野菜ジュースは飲むだけで、手軽に野菜の栄養を摂取できます。「日本災害食」に認められた初めての野菜ジュース日 本災害食災害時に水は貴重品です。湯□調理は水を繰り返し使うことができ、お湯を再利用することもできます。(湯せん可のポリ袋)いつもの食卓にも活用してもらいたい05「食事」「身体」「心」のバランスサポートマガジン◎材料(1人前)エネルギーとなる糖質・脂質体をつくるたんぱく質災害時に食べ慣れないものを食べることがストレスにつながることも…自分や家族の好きなものや食べ慣れたものを備えよう!自然災害に備えて1週間分、新型感染症に備えて2週間分以上の備蓄が推奨されていますが…栄養バランスもとっても大切!自分や家族の好きなものは何ですか?食べ慣れていて備蓄できるものは何ですか?備蓄する食品は、一度は試して口に合うか確認しましょう!体の調子を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維70g1/2カップ大さじ2適量1〜2個適量2枚日本災害食 I00267※ポリ袋のまま器にかけたりラップを敷くことで洗い物を減らせます。① ポリ袋1枚にⒶを入れる。② 別のポリ袋に卵1〜2個を割り入れ、お好みで塩や粉チーズなどを加える。③ ❶❷をそれぞれ手で揉み、なるべく空気を抜いて袋の上部を結ぶ。④ 鍋底に皿を敷き、1/2の深さまで水を入れ、❸の袋を入れる。《注意》ポリ袋が鍋から出ないように⑤ 鍋の蓋を閉めて火を点け、沸騰したら中火にして20分加熱。その後、火を止めて蓋をしたまま10分蒸らせば完成。ケチャップスライスサラミ塩や粉チーズ耐熱の半透明高密度ポリエチレン製ポリ袋同様の手順により、米(1合)と水(1カップ)の割合で白いごはんもつくれます。パックご飯パスタ鯖缶・焼き鳥缶カンパン常温保存可能豆腐コーン缶・果物缶今泉さん推奨の防災レシピ
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